ウレタン塗料についてご紹介しようと思います。ウレタン塗料は外壁塗装だけでなく、フローリングのコーティング剤として使われたり、防水工事にも使用されているとても柔軟性の高い塗料です。
- 水性塗料と油性塗料
ウレタン塗料は、希釈剤に水を使用する「水性塗料」と希釈剤にシンナーを使用する「油性塗料」の2つがあります。水性塗料は、水を使用しているので、塗料独特の臭いが少なく、扱いやすい特徴があります。一方、油性塗料は、シンナーを使用しているので、臭いが強く、周囲に迷惑をかけてしまう可能性があります。ただ、水性塗料より耐久性に優れています。
- 1液型と2液型
ウレタン塗料には、さらに1液型と2液型に分かれています。1液型は、硬化剤が既に混ざっているものを指し、2液型は、硬化剤が塗料と別々になっているものを指します。2液型タイプの方が耐久性がいいですが、混ぜる手間と長期間保管ができないデメリットもあります。水性塗料は1液型がほとんどですが、油性塗料は1液型と2液型に分かれています。
【ウレタン塗料が向いている箇所】
近年では、ウレタン塗料は外壁塗料としてあまり使用されなくなっていますが、ウレタン塗料は柔軟性の高い塗料なので、幅広く活躍することができます。密着性も高いため、雨樋などの付帯部分や室内塗装、ベランダやバルコニーの防水工事に向いています。
塗装をお考えの方は、ウレタン塗料の向いている箇所やメリット・デメリットを把握したうえで、塗料の選択を行いましょう。
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