先日は、外壁塗装工事の中でもとても大切な工程、
付帯部の「ケレン作業」を行いました。
外壁塗装と聞くと「壁を塗る」イメージが強いですが、
実は建物の美観を整えるためには、こうした細かい金属部分の下地処理が欠かせません。
■ ケレン作業とは?
ケレンとは、塗装前に表面の汚れ・サビ・古い塗膜を削り落とし、塗料の密着性を高める作業のことです。
塗料は、ただ塗るだけではしっかり密着しません。
この“ひと手間”を丁寧に行うことで、
塗装後のツヤ・耐久性・仕上がりの美しさが大きく変わります。
■ 換気フードのケレン作業
金属製の換気フードは、雨や風、排気の影響を受けやすい部分。
表面にはサビや汚れが付着していることが多いため、
スコッチブライト(研磨パッド)を使って表面を均一に磨き上げます。
細かい凹凸を取ることで、新しい塗料がしっかり密着し、
ムラのない美しい仕上がりになります。
■ 庇(ひさし)のケレン作業
庇は雨が直接当たるため、サビが出やすい箇所です。
古い塗膜やサビを落とし、素地が滑らかになるまで研磨します。
ケレン後はサビ止め塗料を塗るため、
この段階でどれだけ丁寧に処理できるかが長持ちのカギ。
職人が1枚1枚、手作業で確認しながら進めていきます。
■ シャッターのケレン
シャッターは金属製のため、汚れやサビが残ると塗膜剥離の原因になります。
特にシャッターの細い溝部分は、塗料がのりにくい場所。
職人がスポンジヤスリやペーパーを使い分けて、細部までしっかり研磨します。
シャッターは動く部分なので、塗料の厚塗りや塗りすぎを避け、
スムーズな開閉を維持できるようケレン後も慎重に仕上げます。
■ 雨樋(あまどい)のケレン作業
雨樋は塩ビ素材が多く、ツルツルしているため塗料が付きにくい部位です。
そのため、表面を軽く研磨して微細な傷をつけ、塗料が密着しやすい状態に整えます。
強く削りすぎず、均一な力で仕上げるのが職人の腕の見せどころです。
この状態で次の下塗り・中塗り・上塗りへと進み、
付帯部全体がツヤのある美しい仕上がりになります。
■ まとめ:細部の下地処理が“仕上がりの差”を生む
外壁や屋根と同じくらい大切なのが、こうした付帯部のケレン作業。
目立たない部分こそ丁寧に仕上げることで、
塗装後のツヤ・防水性・耐久性が大きく変わります。
ペイントホームズ大網白里店では、外壁だけでなく、換気フード・庇・シャッター・雨樋など
建物全体をトータルで美しく仕上げることを大切にしています。
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