ブログ
FRP防水のトップコートが剥がれたら?補修方法と防水層まで確認したい劣化サイン

ベランダやバルコニーの床を見て、
「表面の塗膜が剥がれてきた」
「白っぽくなってきたけれど大丈夫?」
「トップコートだけ塗り直せばいい?」
と気になっている方も多いのではないでしょうか。
FRP防水の表面には、防水層を紫外線や摩耗などから保護するためのトップコートが施工されています。
そのため、トップコートが剥がれているからといって、すぐにFRP防水全体をやり直す必要があるとは限りません。
一方で、剥がれの範囲が広い場合や、ひび割れ・膨れ・浮きなどが見られる場合は、トップコートだけでなく、その下の防水層や下地まで確認した方がよいケースもあります。
今回は、FRP防水のトップコートが劣化したときに確認したい症状や、補修方法を分かりやすく解説します。
FRP防水のトップコートとは?

FRP防水は、ガラス繊維などの補強材と樹脂を組み合わせて防水層を形成する工法です。ベランダやバルコニーなど、比較的狭い場所の防水にも用いられています。
その表面を保護するために施工されるのがトップコートです。
トップコートには、
・紫外線から防水層を保護する
・歩行などによる摩耗を抑える
・表面を保護する
・床面の見た目を整える
といった役割があります。
つまり、トップコートはFRP防水の中心となる防水層そのものではなく、その防水層を保護するための仕上げ材と考えると分かりやすいでしょう。
ベランダ防水の剥がれを確認

防水層は、施工後も紫外線や雨風などの影響を受け続けます。
時間の経過とともに劣化するほか、ベランダの使い方によっても傷み方が変わります。
主な原因には、
・紫外線による劣化
・雨風や温度変化
・歩行による摩耗
・物を引きずったことによる傷
・室外機などの荷重や接触
・経年による密着性の低下
などがあります。
特にベランダは洗濯物を干す際などに歩くことが多く、部分的に摩耗しやすい場所です。
トップコートの劣化で見られる症状

トップコートが劣化すると、次のような変化が見られることがあります。
・色あせ
・表面の白化や粉化
・細かな剥がれ
・表面のひび割れ
・広い範囲での剥離
・膨れや浮き
ただし、見た目だけで「トップコートだけの劣化」と判断するのは難しい場合があります。
たとえば、小さな表面のひび割れに見えても、下の防水層や下地まで確認した方がよいケースがあります。
気になる症状がある場合は、剥がれの大きさや範囲だけでなく、周辺の状態も確認することが大切です。
トップコートだけ補修できるケース
FRP防水層そのものに大きな問題がなく、表面のトップコートを中心に劣化している場合は、必要な下地処理を行ったうえでトップコートを塗り直せることがあります。
たとえば、
・全体的な色あせ
・軽度の白化や粉化
・表面の摩耗
・トップコートの軽微な劣化
などが中心で、防水層に大きな傷みが見られない場合です。
ただし、既存のトップコートが劣化しているからといって、単純にその上から新しい塗料を塗ればよいわけではありません。
汚れや劣化した部分を適切に処理し、使用する材料との相性や密着性を確認することが重要です。
防水層まで確認したい劣化サイン

次のような症状がある場合は、トップコートだけの補修で済むか慎重に確認しましょう。
大きなひび割れ
表面の細かなひび割れだけでなく、大きく目立つひび割れがある場合は、防水層まで状態を確認する必要があります。
広い範囲で剥がれている
トップコートの剥離が広範囲に及んでいる場合は、単純な塗り直しだけでは対応できない可能性があります。
膨れや浮きがある
床面に膨れや浮きが見られる場合は、表面だけでなく、その下の状態も確認した方がよいでしょう。
FRP層が見えている
トップコートが大きく剥がれ、下のFRP防水層が露出している場合は、防水層の状態を確認することが大切です。
水がたまりやすい
排水口付近などに水が長く残る場合は、表面の劣化だけでなく排水状態なども確認した方が安心です。
雨漏りが疑われる
室内側に水染みがあるなど、雨漏りが疑われる場合は、トップコートだけの補修ではなく、防水層や下地を含めた確認が必要になることがあります。
トップコートが剥がれたらすぐ雨漏りする?

トップコートが剥がれたからといって、直ちに雨漏りするとは限りません。
FRP防水では、その下にある防水層が水の浸入を防ぐ役割を担っています。
ただし、トップコートが劣化した状態を長期間放置すると、防水層が紫外線や摩耗などの影響を受けやすくなります。
そのため、「剥がれたからすぐ雨漏りする」と考える必要はありませんが、劣化を見つけた段階で状態を確認しておくことが大切です。
補修時期は年数だけで決めない
FRP防水のトップコートは、一定期間ごとに状態を確認し、必要に応じてメンテナンスを行うことが大切です。
ただし、補修時期を年数だけで判断するのはおすすめできません。
・日当たり
・雨の当たり方
・ベランダの使用頻度
・歩行量
・排水状態
・前回の施工内容
などによって劣化の進み方は変わります。
「施工から何年経ったか」だけでなく、「現在どのような状態なのか」を確認して判断しましょう。
自分でトップコートを塗る前に確認したいこと

ホームセンターなどで防水用の塗料を見ると、「自分で塗り直せるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、FRP防水のトップコート補修では、
・現在の防水層がどのような状態か
・既存のトップコートの種類
・新しく使用する材料との相性
・剥がれの原因
・必要な下地処理
などを確認する必要があります。
特に、膨れや大きなひび割れ、広範囲の剥離がある場合は、表面を塗り直す前に専門業者へ確認してもらうと安心です。
補修前は床以外の場所も確認
トップコートの剥がれを見つけたら、床の中央部分だけでなく、次のような場所も確認してみましょう。
✓ 排水口まわり
✓ 床と立ち上がりの境目
✓ サッシ下
✓ 手すり壁との取り合い
✓ 室外機の周辺
防水の状態を確認するときは、床面だけでなく、立ち上がりや接合部なども見ることがポイントです。
ただし、高い場所や狭い場所を無理に確認する必要はありません。安全に確認できる範囲で状態を見て、気になる症状があれば専門業者に相談しましょう。
トップコート補修か防水工事かは状態で判断
FRP防水のメンテナンスは、
「剥がれたからトップコートを塗る」
「古くなったから防水工事をやり直す」
と単純に決めるものではありません。
大切なのは、
・トップコートだけが劣化しているのか
・FRP防水層まで傷んでいるのか
・下地に問題がないか
を確認することです。
表面の劣化だけであれば、トップコートの補修で対応できる場合があります。
一方で、防水層や下地まで傷んでいる場合は、補修方法や施工範囲が変わる可能性があります。
まとめ
FRP防水のトップコートが剥がれていても、すぐに防水工事全体をやり直す必要があるとは限りません。
色あせや白化、軽い摩耗など、表面のトップコートを中心とした劣化であれば、適切な下地処理を行ったうえでトップコートを補修できる場合があります。
一方で、
・大きなひび割れ
・広範囲の剥離
・膨れや浮き
・FRP層の露出
・雨漏りが疑われる症状
などがある場合は、防水層や下地まで状態を確認することが大切です。
「トップコートだけで大丈夫?」
「防水層まで傷んでいないか確認したい」
という方は、無理に自分で判断せず、専門業者に状態を確認してもらいましょう。
ペイントホームズでは、ベランダやバルコニーのFRP防水についても、現在の状態を確認しながら、必要な補修方法をご案内しています。
防水の劣化が気になる方は、お近くのペイントホームズまでお気軽にご相談ください。
お客様のニーズに合わせた最適なお塗り替えプランをご提案し、 安心してお任せいただけるよう努めています。
「どんな塗料を選べば良いか分からない」「今の外壁の状態が気になる」といったお悩みやご不安は、 ペイントホームズ大網白里店にお任せください。
無料の住宅診断やお見積もりをご利用いただけます。 お気軽にお問合せ下さい。
大網白里市、八街市の外壁塗装・屋根塗装はこちら
