外壁を守るシーリング(目地)について

外壁と外壁を繋ぐものを目地と言います。目地が劣化した場合どのようなことが起こるのでしょうか?

 

目地=シーリング(コーキング)と呼ばれています。主にサイディングの外壁材に使用されていて、外壁と外壁の間にシーリングを入れて、建物の強度を上げています。簡単に言うと、クッションのような存在です。

 

シーリングの劣化をそのままにしておくと・・・

  • 雨漏り

シーリングは水の侵入を防ぐ役割があります。万が一、シーリングが劣化し、肉やせなどを起こした場合、そこから水が侵入して、雨漏りの原因になります。

  • 耐震性も低下

シーリングは地震などの揺れで外壁にひび割れを起こさないようにする役割も持っています。シーリングの劣化が進むと、その効果を発揮できず、外壁にひび割れができてしまいます。

 

シーリングには、「増し打ち」と「打ち替え」があり、「増し打ち」は、既存のシーリングの上から新しいシーリングを足す施工方法で、「打ち替え」は、既存のシーリングを綺麗に剥がして、新しいシーリングを入れる施工方法です。シーリングの劣化具合や施工箇所によって施工方法が変わります。

 

シーリングは外壁を守る重要なものです。外壁塗装を行うときは、シーリング工事も一緒に行うことをおすすめします。