塗装3回塗りは基本!下塗りの重要性

 

下地との密着性を高める重要な役割を持っている「下塗り塗料」。外壁や屋根塗装は3回塗りを基本としています。下塗りは最初に塗る塗料です。

 

下塗り塗料を怠ってしまうとどうなる?

  • 耐久性の低下

下塗りは下地との密着性を高めてくれる接着剤のようなものです。下塗りをせず中塗り・上塗りをしてしまうと、どんなに耐久性のいい塗料を塗っても数年で劣化が始まります。

  • 発色が悪くなる

下塗りは、下地の色を隠して上塗り塗料を綺麗に発色させてくれる効果があります。下塗りを省いて塗装してしまうと、綺麗な色を出せず、ムラができ、バランスが悪くなり、理想の外壁色になりません。下塗り塗料は下地をうまく隠してくれる「白」「グレー」をおすすめします。

下塗りは外壁の補強材にもなっています。下塗り塗料を塗ることで、塗料の吸い込みを抑えてくれます。他にも小さなひび割れ補修にもなり、外壁を強くさせてくれます。外壁の強化をするために下塗り塗料は必要です。

 

このように下塗りを怠ると、たくさんのデメリットがあります。3回塗りが基本ですが、中には見積り費用を安くするためにわざと2回塗りで見積書を出したり、「3回塗りと聞いていたのに実際は2回しか塗ってくれなかった」などの声もあります。そういった悪徳業者に騙されないように見積りを取るときは、2~3社から相見積を取ることをおすすめします。