色決めは難しい!塗装工事における色選びのコツ

外壁や屋根の塗装工事では色選びによって仕上がりの雰囲気が大きく変わります。塗装会社によってもラインナップしている色は異なります。

日本塗料工業会によって発行されている色見本帳を参考にしながら、多くの家庭に選ばれている人気の色、近隣の住宅で雰囲気などを総合的に判断しながら色選びをします。

 

色選びのコツは、いくつかあります。

 

1つ目のコツは多くの家庭で採用している人気の色を選ぶと失敗しにくいという点です。ベージュやグレーなど薄い色は人気が高く、幅広い屋根やサッシの色と合わせやすいのでおすすめです。カラーシミュレーションの見本を使いながら、全体の雰囲気をイメージした色選びをすると良いでしょう。濃いブラウンやブラックは、近隣住宅の雰囲気次第では目立ってしまう可能性があります。

 

2つ目のコツは汚れが目立ちにくい色を選ぶという点です。汚れが目立ちにくければ、メンテナンスの頻度が少なくて済むでしょう。この点を重視した色決めなら、汚れが目立ちにくい中間色がおすすめです。ブラウンやグレー、ブルーグレーなどの色もおすすめです。一方でホワイトは汚れが目立ちやすいため、定期的に洗浄やお手入れが必要となってしまいます。

 

3つ目のコツは色で個性を表現するという選び方です。住宅の色が目立っても問題ない場合や、他に近隣住宅がないので好きな色を選べる場合などには、定番色ではないイエローやレッド、ブルーなどの色を選ぶという方法もアリです。ただし、色によっては色褪せしやすかったり、汚れが目立ちやすいなどのリスクがあります。どうしても使用したい場合はさし色として使われることもあります。