外壁材や屋根材の塗装不要な素材について解説!

 

外壁材や屋根材には、塗装の必要がない素材が存在することをご存じですか?今回は、このことについて詳しくお伝えしていきます。

 

【塗装不要の外壁材】

  • レンガでできた外壁

粘土や泥などを固め、焼いてできたものです。一般的な外壁材と比べると、紫外線や雨風の影響を受けにくく、防水性も高いため、カビなどの発生も抑えられます。

  • タイルでできた外壁

砂や石などを焼き固めたものです。無機物のものでできているので、レンガと同様に紫外線や雨風に強いです。また、強度も高いため、傷つきにくい性質も持っています。

 

【塗装不要の屋根材】

  • 粘土瓦

名前の通り、粘土を焼いて作ったものです。他の屋根材と比べると、耐久性はとても高く、約50年もつと言われています。古風なお家などに使用されることが多いです。

  • アスファルトシングル

アスファルトをガラス基材に浸透させて、表面に石粒を吹き付けてできたものです。シート状なので、複雑な形状でも施工しやすいです。耐久性も約20~30年と長いです。

 

上記のものは基本的に塗装の必要がありません。しかし、メンテナンスフリーというわけではありません。メンテナンスを怠ると、ひび割れやズレ、反りなどが発生します。

 

【メンテナンス方法】

  • レンガ・タイル・・・張り替え、目地の補修
  • 粘土瓦・・・漆喰の補修、ズレや割れ部分の交換
  • アスファルトシングル・・・カバー工法、剥がれ浮き部分の補修

 

塗装が必要な素材と比べると、メンテナンス回数は減らすことができますが、全くしなくていいわけではありません。ご自宅の劣化症状を確認し、専門業者にメンテナンスの依頼をして、美観を保ちましょう。